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ソマリアは海賊問題だけではありません

ソマリアと言えば、海賊が出没して、各国の貨物船やタンカーが襲われているため、軍艦を派遣して取り締まっています。日本も海上自衛隊の護衛艦と海上保安庁の巡視船が海賊取締作戦に参加しました。逮捕権は海上保安官にしかなく、火力では自衛隊を頼らざるを得ません。日本の社民党などが馬鹿なことを言っていますが、ソマリアの海賊を取り締まらないと、シーレーンが脅かされるのです。しかし、ソマリアは海賊問題だけではありません。

内戦は1960年代から続いていますが、とくに1990年代以降は軍閥が首都モガジシオなどで戦闘を繰り広げ、無法地帯になっています。いったんは、アメリカ軍などの多国籍軍が「希望回復作戦」として介入しましたが、多大な損害を出してしまいます。とくに、アメリカ軍は軍閥のリーダーを捕捉する作戦で、逆に罠にかかってしまい、兵員や武装ヘリなどに損害を出しました。有名なリドリー・スコット監督の「ブラックホーク・ダウン」はこのときの様子を描いた映画です。これに懲りたアメリカは撤兵してしまい、ソマリアはふたたび内戦状態が激化しました。

その中で台頭してきたのが、イスラム原理主義者の「イスラム法廷連合」です。アフガニスタンのタリバーンと同じようなイスラム原理主義者で、一時は首都まで占領します。これに危機感を持った隣国のエチオピア(基本的にキリスト教国です)が軍事介入し、イスラム法廷連合を押しやって、現在ではブントランドと呼ばれる地方まで追い詰めています。このブントランドが海賊の巣窟になっていると言われ、つまりイスラム法廷連合が海賊のスポンサーではないかと思われるのです。

以前にはロシアの貨物船が海賊に襲われて、積荷のT-72戦車が一部奪われてしまいました。これはおそらくイスラム法廷連合軍に渡ったと思われます。このように、ソマリアは海賊の背後にイスラム原理主義者がいるわけですが、キリスト教国のエチオピアといわば宗教戦争になっています。そして、エチオピア政府軍を陰で援助しているのがアメリカ特殊部隊と言われています。

ソマリアの問題も単純ではなく、海賊だけを取り締まっても、内線は終わらないでしょう。しかし、軍事介入すればいいのかどうか、という問題も残ります。ブッシュ政権はイラク、アフガニスタン、そしてソマリアへの軍事介入を考えていたのでしょうが、オバマ政権はなるべくコミットメントを避ける方向です。テロとの戦い=イスラム原理主義者との戦いであったブッシュ政権とは一線を画そうとしていますが、どうなるかまだまだ見通しはたっていません。
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那和秀峻の気まぐれブログへようこそ。エッセイと呼べるほどのものはない駄文、つまり似非を綴っていきます。気が向いたらごらん下さい。

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