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中国や旧ソ連の民族宗教弾圧問題

中国の新疆ウイグル自治区での暴動が世界的に注目されています。ことの発端は漢族の住民がウイグル族の住民を襲って、殺害したというものだと伝えられていますが、真相はわかりません。問題は、中国政府の対応であり、ただちに武装警察部隊(治安部隊)を派遣して、ウイグル族の暴徒を逮捕しています。しかし、漢族のデモ隊を規制しようとはしていません。あきらかに、漢族の側に立った、ウイグル族(おもにイスラム教徒)の弾圧により、事態を沈静化しようとしています。

もともと、この地域はウイグル帝国があり、それが衰退して、清国(現在の中国)が18世紀に征服して、以来、中国の支配下に入ってきました。しかし、ウイグル族に対する弾圧が顕著になったのは、1949年に中国共産党が実効支配してからです。「宗教は阿片」として認めない共産主義の教義からは、ごく自然の成り行きだったのでしょう。また、ウイグル族という漢族とちがう民族に対する風俗習慣のちがいから、同化政策をとりたかったのでしょう。そして、また新疆ウイグル自治区は辺境の地として、中国の核兵器実験場としてずっと使われてきました。漢族は優遇され、いい仕事につけますが、ウイグル族はいろいろな点で差別されてきたのです。それがこんどの「暴動」の背景にありますが、いままでもなんどか暴動がじつは起きています。

そして、新疆ウイグル自治区よりもさらに問題なのが、隣接するチベット自治区です。これは中国共産党が成立してからすぐの1950年に、中国政府は人民解放軍をチベットに侵攻させ、占領して、中国の領土としたのです。ラマ教という独自の仏教を信仰するチベット族は中国の共産主義によっては弾圧すべきものであり、またインドに対する緩衝地帯(バッファ)として、チベット占領は中国共産党によって必要だったのです。ダライラマ14世はインドに亡命し、中国は傀儡のパンチェン・ラマを擁立します。チベット族は何度か暴動を起こしますが、中国は人民解放軍や武装警察を差し向けて、弾圧してきました。オリンピック寸前のチベットの首都ラサでの暴動は記憶に新しいところです。

中国は「ふたつの体制」などと称して、経済は資本主義で利潤を追求し、政治は共産党の一党独裁で宗教民族問題を軍隊による弾圧で切り抜けてきました。しかし、旧ソ連の例を見てもわかるように、このままでは国が持たないでしょう。かといって、ロシアのように独立を認めると、チェチェン紛争のような問題や、ウクライナなどのNATOへの接近などという問題が出てきます。このロシアの例を横目に見ながら、中国政府はこれからも強圧的な政治を続けるのでしょうか?
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那和秀峻の気まぐれブログへようこそ。エッセイと呼べるほどのものはない駄文、つまり似非を綴っていきます。気が向いたらごらん下さい。

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