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愛憎なかばするMacintosh(転載)-1

Macintoshを使い始めたのはLC520ですから、1990年代の初めの頃になります。友人のデザイナーがMacintoshでAdobe Photoshopを使っているのを見て衝撃を受けたのがキッカケです。いっぽうで、PC-98シリーズでMS-DOSを使いながら、MacintoshのOS7(漢字Talk7)を使い始めたのでした。LCシリーズは非力ですし、またメモリも多く積めなかったため、パワーMacが出るとすぐにそちらにシフトし、以降はずっとミドルタワーのPM8000シリーズを使って行くようになりました。

Macintoshが好きなのはGUIのすばらしさで、Windowsが3.0、3.1、そして95になっても、ちっとも感激はなかったのです。WindowsのGUIのダサいデザインに比べて、Mac OSのGUIはきわめて洗練されていました。そして、なによりも遊び心があったことがよかったのです。たしかにMac OSはよくフリーズをして、困らせてくれました。しかし、それが「爆弾マーク」というユーモラスなものであり、設計者のいたずら心が垣間見られて、思わずニヤリとしたものでした。さすがに、「サッドマック」(Windowsでのブルースクリーンに相当する)が出ると焦りましたが。また、機能拡張書類のアイコンが起動時に段々になって読み込まれて行くのも楽し仕掛けでした。何段まで表示できるかと、限界まで挑戦したこともありました。

ただ、Macintoshがスティーブ・ジョブズのプロデュースによって完成されたというのがどうも気に入らなかったのです。私にとってはジョブズの創立時のパートナーであるスティーブン・ウォズニアクは神様でしたが、スティーブ・ジョブスは口先だけの男、良く言ってもアイディアマンにすぎず、コンピュータ業界でなくてもやっていける「やり手」だと見ていました。Macintoshにかかわった人間でやはり忘れられないのはビル・アトキンソンであり、アンディー・ハーツフェルドです。このスティーブ・ジョブズという存在が、私にとって、Macintoshを愛憎半ばするパソコンにしているのです。

アップル・コンピュータ(現在は単にアップル)は1976年にスティーブ・ジョブズの自宅のガレージで誕生しました。スティーブン・ウォズニアクが作っていたパーソナル・コンピュータのApple Iを愛好家たちに売るためだ。そして、1977年の第1回WCCF(ウエスト・コースト・コンピュータ・フェア)にはカラー表示ができるApple IIを出品し、アップル・コンピュータは一躍パーソナル・コンピュータのリーダーになったのです。ここまでくるにはたしかに、ジョブズの商才と口先のうまさが頼りだったことは間違いないでしょう。しかし、Apple IもApple IIも天才的な技術者でハードもソフトもわかるウォズニアクがいなかったら存在しなかったわけです。WikiにさえAppple IIはジョブズらによって作られた、と書いてありますが、ぜんぶ魔法使いウォズが作ったのです。ジョブズはそれを売る方法を考えたにすぎないのです。

そして、ウォズニアクはこのApple IIをオープンシステムとしました。これに対してジョブズは反対しましたが、設計するのはウォズニアクであるから、彼の思うとおりに拡張スロットが作られ、また仕様が公開されました。これによって、アップル・コンピュータ自身が拡張カードなどを作ったばかりではなく、サードパーティーも参入し、また愛好家の中には自作する人も現れて、Apple IIは大人気となったのです。そして、キラーアプリであるVisiCalc(ビジカルク)という表計算ソフトによって、Apple IIはパーソナル・コンピュータの代名詞となって行くのです。

ところが、ジョブズがゼロックスのPARC(パロ・アルト研究所)で見たGUIのコンピュータに刺激を受けて、LisaそしてMacintoshを作るチームを率いるのだが、こんどはウォズニアクとうまく行っていなかったのでした。だから、マッキントッシュの最初の構想者ジェフ・ラスキンから計画を乗っ取ったジョブズはこれを思い通りのクローズシステムにすることにしました。つまり、ハードもソフトもぜんぶ独占しようという戦略です。これはジョブズならではのビジネス手法であり、それは後にもジョブズはクローズシステムで独占を狙うことになるのです。

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那和秀峻の気まぐれブログへようこそ。エッセイと呼べるほどのものはない駄文、つまり似非を綴っていきます。気が向いたらごらん下さい。

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