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アメリカ軍戦闘部隊主力がイラクから撤退

 イラクからアメリカ軍戦闘部隊の中核が撤退を開始しました。2003年から始まったイラク戦争もようやくひとつの節目を迎えたわけです。私は以前からアメリカ軍はイラクから撤兵すべきである、と主張してきました。それはイラク駐留がアメリカのためにならないし、アジアの安定の観点から日本の国益にも反するからです。サダム・フセインはたしかに暴虐のかぎりを尽くした独裁者ですが、彼を抹殺することで、イラク国民の反米感情は高まってしまいました。そもそも、この「イラク戦争」は宗教戦争になりかかっていて、アメリカ軍の駐留はテロリストの掃討どころか、フセインが封じ込めてきた、スンニ派とシーア派の対立さえも激化させてしまったのです。そして、なによりも「キリスト教徒の軍隊」が自国の土地を占領していることをイスラム教徒は快く思わないでしょう。だから、フセインの残党や、イランの息がかかったシーア派だけでなく、一般市民にも敵意を植え付けることになってしまったのです。表面的にはアメリカ軍に協力しているイラクの治安部隊もまともに機能しないのは、どこかに反米感情があるからなのだと思います。アメリカの最大の盟友であるイギリスも先に撤兵をしていますし、アメリカも緒戦でフセインの大統領警護部隊やイラク軍主力部隊を殲滅した時点で撤兵すべきだったと信じます。

 なぜ、イラクから撤兵すべきかというと、アメリカ軍は「間違った戦場で、間違った戦争」をして、消耗しているからです。ベトナム戦争はまだ共産主義者の北ベトナム、およびその背後にいた共産主義の中国のインドシナ制圧を阻止するという軍事目的が半分ぐらいは正しかったと思っています。しかし、イラク戦争は9.11事件でヒステリックになったアメリカ国民がジョージ・W・ブッシュという右派キリスト教徒の大統領の背中を押して、アフガニスタンおよびイラク侵攻という選択をさせてしまいました。たしかに、ウサマ・ビンラーディンの率いるアル・カイーダは脅威には違いないのですが、そもそもはアメリカが湾岸戦争を口実に、サウジ・アラビアに居座ったのが理由なのです。それが、狂信的ななイスラム教徒であるビンラーディンを強固な反米主義者としてしまい、以来、数度のテロ事件や未遂事件を起こして、ついに9.11に至るのです。

 アメリカにとって真の脅威は中国であり、つぎにロシアです(北朝鮮はその次に来るでしょうが)。中国が資本主義経済体制を取りながら、政治的には共産党独裁であり、ロシアは資本主義経済を導入しましたが、プーチン・メドベージェフ体制はソ連時代の独裁体制に近いのです。そして、中国は豊富なGDPに物を言わせて、軍事力強化をすすめていて、本格的な空母も数隻就役させる計画で、結果として台湾の「解放」を狙ってくるはずです。ロシアも一時の軍事的低迷から脱して、ふたたびアメリカに対抗して、「強いロシア」の再現を狙っています。イラクやイランはアメリカの同盟国イスラエルへの脅威という認識もあるのでしょうが、イスラエルも軍事力(秘密裏に核兵器を保有している)に物を言わせて、それを背景に乱暴な植民政策をとっています。イスラエルはパレスチナおよびヒズボラの後ろ盾であるイランなどと、独自に友好関係を樹立すべきであって、それはイスラエル自体が解決に乗り出さなくてはなりません。ここでも、宗教戦争の色あいが強いのですが、宗教的狂信はいずれにしても、破壊と殺戮しか生まないことを、どの国も歴史から学ばなかったのでしょうか?
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那和秀峻の気まぐれブログへようこそ。エッセイと呼べるほどのものはない駄文、つまり似非を綴っていきます。気が向いたらごらん下さい。

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