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反日デモの裏に隠された権力闘争

いま、中国の武漢や成都など内陸部で激しい反日デモが起きて、日本人の現地法人のビルまで襲撃されました。そして、尖閣諸島どころか、沖縄までが中国固有の領土とまで主張する扇動分子まで出てきています。これは、先日東京で行われた中国大使館に対する反中デモへの対抗措置と言われていますが、真実はそうではありません。これは中国共産党内部の権力闘争の道具に使われたデモなのです。

中国共産党大会第17回が15日から開かれていて、そこで現在の胡錦涛総書記の後継者を決めるわけですが、習近平国家副主席を党中央軍事委員会副主席に選出しました。習氏はこれで、2012年の第18会党大会で引退する胡錦涛氏の後継として総書記に選ばれることになりました。これがなぜ、反日暴動と関係あるかと言いますと、習近平氏は胡錦涛氏の前の総書記(国家主席)である江沢民氏と近い関係にあり、中国共産党でもっともリベラルと言われた胡耀邦氏に近い胡錦涛氏とは対立関係にあるからです。そして、習氏が党中央軍事委員会副主席には選ばれない、という噂も流れていて、ぜひとも習氏を軍事委員会副主席にしたい江沢民派が、対日政策で柔軟路線をとろうとしている胡錦涛-温家宝ラインを揺さぶり、習氏の当選を確実にするために引き起こしたのがこの反日暴動なのです。

中国共産党のやり方というのは常にこうであり、いちばん大きい規模で行われたのが「文化大革命」なのです。これはいちおう共産主義思想の徹底化という名目で、紅衛兵、紅少兵を動員し、インテリ層を農村に追いやり共産主義の再教育をさせる、というものでした。しかし、その裏には毛沢東国家主席およびその妻である江青女史たちと、小平氏をリーダーとする現実派との権力闘争があり、小平氏など「実権派」を倒すために「文化大革命」を起こしたのです。政権交代の前後には反日暴動あるいは反政府暴動が起きる、これが中国共産党の実態であり、この点では北朝鮮とあまり変わりません。北朝鮮も権力譲渡期にはかならず、粛清があったり、暴動が起きています。これは、両国が共産党独裁という共通項を持っているからで、とうぜんと言えばとうぜんなのです。

習近平氏は昨年の訪日、天皇への表敬訪問で有名になりました。しかし、このときは、1ヶ月前に宮内庁に通知するといういままでのルールを無視し、それを認めたのが小沢一郎と鳩山由紀夫でした。まあ、これは宮内庁も形式主義なのですが、問題は小沢一郎が習氏の訪日直後に大訪問団を率いて、「中国詣で」をしているのです。つまり、小沢-鳩山ラインは完全に親中反米のスタンスを明確にしたわけで、それまでも懸念を表明していたアメリカ政府を一気に硬化させたのです。江沢民はクリントン大統領と会談し、以来クリントンは親中派になったと言われていますが、アメリカはそんなに単純ではありません。注意深く中国の動きを見てきて、その軍備増強、とりわけ海軍および空軍の増強に注目をしてきたのです。そして、中国はアメリカに挑戦するために、本格的空母を2020年までに3隻建造して、空母機動部隊を作って、アメリカに対抗する外洋海軍(ブルーウォーターネービー)を作り、アジアでの覇権を狙っています。ですから、アメリカはわざと第7艦隊に命じて中国沿海を通過させたのです。

では、日本はこの「反日暴動」にどう対処すべき、かと言うと、無視がいちばんです。尖閣諸島は日本固有の領土ですし、沖縄に至っては噴飯ものですね。ですから、中国の扇動に乗ってはいけないのです。ただ、「チャイナ・リスク」を考えると、日本の企業は徐々に中国から、ほかの東南アジア諸国に現地法人を移して行くべきでしょう。ただ、中国はいざとなると日本の現地法人を「接収」するという強攻策に出る可能性もあります。1970年代に中国が日本の企業にどのようなことをしたか、東洋エンジニアリングに学友がいる私はよく知っています。そして、中国が共産党独裁であるかぎり、本質的にはなにも変わらないのです。ですから、中国から段階的に足を抜いて行くこと、これが日本の国家戦略のひとつとすべきでしょう。大きな市場という幻想に振り回されて中国進出をした企業は多いのですが、中国の戦略(軍事も経済も)は相手を懐に引きずりこんでから、料理するというのが伝統です。脱中国、そして必要に応じては反中国も辞さない構えが必要でしょう。はたして、「戦略的互恵関係」を念仏のように唱えている菅政権にそれができるでしょうか。お手並み拝見というところです。
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那和秀峻の気まぐれブログへようこそ。エッセイと呼べるほどのものはない駄文、つまり似非を綴っていきます。気が向いたらごらん下さい。

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