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ハードボイルド小説や映画が好きなのだ、そうなのだ

もう、「ハードボイルド」というのは一部のファン以外には死語になっているかも知れません。タフな主人公(たいていは探偵という設定)で、単身敵に立ち向かうのいうのが共通した流れです。「ハードボイルド」とは卵などをカチンカチンに茹で上げた状態のこと。中身まで硬派という意味で、半熟のように中身がやわではない、という意味なのです。

ハードボイルド小説の草分けはダシール・ハメットでしょう。コンチネンタル・オプという名無しの探偵を主人公とした一連の小説を書いています。デビュー作「血の収穫」では、コンチネンタル・オプは対立するギャングのグループをうまく利用して、両方を壊滅させてしまうのです。そして、ハメットの代表作と言えるのは「マルタの鷹」で、ハンフリー・ボガート主演で映画化もされました。

そして、ハードボイルド小説の帝王と言えるのが、レイモンド・チャンドラーで、一連のベストセラーの主人公フィリップ・マーロウを生み出しました。デビュー作は「大いなる眠り(The Big Sleep)」で、ハンフリー・ボガート主演で映画も作られました。この映画にはのちに結婚するローレン・バコールも共演しています。日本では「三つ数えろ」という題名で公開されました。その後、「さらば愛しき女よ」、「長いお別れ(ロング・グッバイ)」、「プレイバック」などすべて、フィリップ・マーロウが主人公です。中でも有名な台詞は「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」でしょう。これは生島治郎訳を少しアレンジしたもので、日本のアクション映画でも使われました。

ハメットやチャンドラーの後継者と言われるのがロス・マクドナルドで、主人公リュー・アーチャーが登場する「動く標的」で有名になりました。なお、この小説はポール・ニューマン主演で映画化されています。また、ミッキー・スピレーンのマイク・ハマーのシリーズも「裁くのは俺だ」以来、ハードボイルドのひとつの流れを作ります。つまり、銃の名手とともに、女性にもてるという探偵で、暴力的な描写が話題になりました。映画化もされましたが、私の記憶に残っているのはTVドラマシリーズです。いずれにしても、高校生のときにはマイク・ハマーにあこがれて、隠れてフォア・ローゼズを飲んだりしたのでした。

このミッキー・スピレーンの直接の影響を受けたと思われるのが大藪春彦でしょう。大藪はさらに大胆な性描写と、銃器に関する豊富な知識で、多くのファンを得ました。とくに、伊達邦彦が主人公となるシリーズは銃そのもののタイトル(たとえば、ルガーP08とかワルサーP38)になっていて、高校生の私をガンマニアの泥沼(笑い)に引きずり込んだのでした。ただ、文章はどうしようもなく下手で、ほんとうに小説家なの?と思ったこともありました。

その後も、ロバート・B・パーカーやビル・ブロンジーニなどの探偵ものが続きましたが、私はそれほどファンにはなりませんでした。私がかなりはまり込んだのはハードボイルドには分類されていませんが、ギャビン・ライアルです。とくに、「深夜プラス1」はハードボイルド小説そのものと言っていいでしょう。元パイロットであるライアルが本領を発揮したのはデビュー作「ちがった空」と、「本番台本」です。とくに、「本番台本」はジョン・ウエインをモデルにした人物が出てきたり、デ・ハビランド・ヴァンパイア戦闘機が出てきたり、と娯楽性満点です。

そして、ハードボイルド小説に大きな影響を受けたのがイアン・フレミングで、007シリーズはあまりにも有名ですが、あの荒唐無稽ぶりはスパイものというより、ミッキー・スピレーンやドナルド・ハミルトン(「サイレンサー」シリーズのマット・ヘルム)の影響のほうが大きいのではないでしょうか。

最後に、ハードボイルドファン、アクションものファンにちょっと面白いブログを紹介します。知人が書いているもので、http://aieichi.blog.ocn.ne.jp/です。ご興味のある方はご覧になってください。
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那和秀峻の気まぐれブログへようこそ。エッセイと呼べるほどのものはない駄文、つまり似非を綴っていきます。気が向いたらごらん下さい。

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