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[C76] マルクスの資本論は立派な思想

戦前また戦後間もない時期、左翼思想はある種、人類の理想と言うか人に夢をあたえるようなものであった。 マルクスの資本論は立派な思想であり資本主義の欠点をよくとらえていてそれは現在でも通用する点が多々あると思う。

その後の左翼過激派やわけのわからない宗教団体はおどろおどろしいだけで、夢や理想とは関係ないものとなった。

現在の世界でもまれな日本の民主主義は多くの日本のインテリが左翼思想に抱いた夢が反映されていると思う。そういう意味で日本におけるマルクスの思想は日本の民主主義の形成によい影響をあたえたと思う。

[C77] マルクスの経済論と政治論

>yumemakuraさん

マルクスの「資本論」は経済論であって、これは現在の資本主義にもある程度影響を与えていると思います。しかし、下部構造(経済)が上部構造(政治)を規定する、というのはかならずしもそうではありません。さらに、先進的な資本主義がかならず社会主義、そして共産主義に移行する、という予言も間違っています。

そして、マルクスの経済論と政治論は別物と言っていいでしょうね。マルクスは客観的な経済分析と主観的願望の共産主義待望論をごちゃまぜにしています。

長くなりますので、いずれまた、あらためてブログで書く予定です。
  • 2011-06-01 13:15
  • 那和秀峻
  • URL
  • 編集

[C78] 新聞記者出身の那和さん

那和さんは、やはりジャーナリスト出身だなあと感じます。特にdiaryのほうでは毎日テーマを変えて書かれてるのはすごいし、まさに新聞記者的です。この世界では、ひと月に何本書いたなどと言うことが評価の基準にもなりますから。私がいたところでも、一日に二本、三本書くという猛者もおりました。

そしてここブログでも政治がらみのことをお書きになる。 私の関心も写真と政治経済、はんはんかな。

ともかく那和さんのサイトは必ず毎日見てます。そしてあかさないで読ますから、さすがです。これからもお願いします。

ところで今、英字新聞をだしてるのはJapan Timesと Daily Yomiuriだけになったようですが、しばらくまえJapan Timesの発行部数は4万とかいってましたが、もっとひくいでしょうし、Daily Yomiuriは安さで部数を維持してますね。那和さんは早くみきりをつけましたね。

[C79] 毎日新聞のこと

>yumemakuraさん

ご愛読ありがとうございます。

毎日新聞を辞めたのは、英文毎日に見切りを
つけたわけではなく、このブログでちょっと触れたように左翼運動に関わったからです。話をすれば長くなりますが、毎日新聞の労働組合が当時は
どうしようもない御用組合で、それへの反発から
だんだん左傾化して行き、いまではお笑いですが
「職業的革命家」になろうと思い、毎日新聞を退職しました。そして、70年6月21日に逮捕されて、半年の未決勾留、そして数年におよぶ裁判がありました。それから、ずっと考えて、「思想的に敗北した」という結論に達し、現在は親米反中ですから、
「右翼」なんでしょうか?
  • 2011-06-07 08:46
  • 那和秀峻
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[C80] 英語ジャーナリズム

那和さんは、現在も英語のジャーナリズムとの接点はありますか? 私は会社を定年後、スカパーで、BBC, CNN, CNBCで政治番組を見てます。CNNはアメリカ的で騒々しく若向きなのでやめました。

BBCのHard Talk やCNBCのMeet The Pressは面白く見てます。あと米軍ラジオ放送 AFNでアメリカの共和党擁護のTalk Show Rush Limbaugh を楽しんでます。以前、スカパーでアメリカの右翼テレビ FOX News が見れたのですが、今は見れませんので残念です。当時会社でアメリカ人と一緒に放送を存続するよう運動した覚えがあります。AFNでは平等性を保つためかRush Limbaugh に対抗して民主党擁護のEd Schultzもやってますね。それぞれあからさまで面白いです。

日本にもこういった政治をテーマにしたユーモアあふれるTalk Showがあればよいなあと思います。

いずれにしましても、日本のマスコミより骨太な感じがします。

[C81] Re:英語ジャーナリズム

>yumemakuraさん

返事が遅れてすみません。ここしばらくチェックをしていなかったものですから。

英語に関しては、もうぜんぜん駄目ですね。海外取材があったときには曲がりなりに使えたのですが、いまでは歌を歌ってもブロークンになります(笑い)。

英語のウェブやCNNは見ますが、それほど深く見ているわけではなく、表面的です。ただ、国際政治にはずっと関心があるので、アメリカのようにいろいろな意見がテレビで活発に討論されるようになるといいと思います。
  • 2011-06-27 13:16
  • 那和秀峻
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オウム真理教と新左翼運動の共通点と相違点

 いまさらの観があるのですが、1995年に実態が明らかになったオウム真理教と、1960年代後半から1970年代前半まで盛んだった新左翼運動と、両方を比較して、共通点と相違点を探ってみようと思います。それは、自身が関わった1年あまりの新左翼運動の私なりの結論を考えたいからでもあるからです。

 オウム真理教は阿含宗という密教から、さらにチベット密教、そしてすべての宗教を包括するような教義を生み出し、教祖麻原彰晃(松本智津夫)の神格化、そして武力による国家の転覆、オウム真理教王国の建設とエスカレートして行きました。その過程での宗教的狂信は地域の反対運動指導者、弁護士、ジャーナリスト、そして内部の信者同士にも向けられるようになり、いわゆる「ポア」ということで殺人、殺人未遂を数々行って行きました。とくに、坂本弁護士一家惨殺事件、松本サリン事件、そして地下鉄サリン事件は世の中を震撼させる凶悪事件でした。

 新左翼運動は日本共産党内反対派から生まれました。マルクス・レーニン主義の教義に忠実であろうとする新左翼は、ある意味でローマ教会(カトリック)に反対したプロテスタント各派と似ているかも知れません。そして、1960年の日米安保条約反対闘争で、新左翼は「共産主義者同盟(「ブント」)として、日共と対立しつつ、大衆運動を成功させましたが、条約通過とともに運動は下火になり、ブントは四分五裂していきました。マルクス・レーニン主義という「思想」は宗教的色彩を帯びてはいましたが、新左翼のリーダーたちは自らを神格化することなく、冷静に理論と実践(大衆運動)を考えていったのです。そういう意味ではオウム真理教とはまったくちがう、という反論があって当然のことでしょう。そして、この60年安保闘争では右翼の殴り込みに対する実力行使はありましたが、武装して権力を奪取するという考えはまだ芽生えていなかったのです。

 しかし、60年代にもともと日共党内反対派が結成した革命的共産主義者同盟(革共同)にブントの残党が入ることで、思想的にはとりわけレーニンの武装革命論へと傾斜して行ったのでした。この革共同はやがて中核派と革マル派に分裂し、おたがいの「教義」の正当性を争うようになり、そこに「内ゲバ」、つまりセクト同士での武力行使が始まるようになったのです。ブントも関西ブントとブント関東派に別れ、とくに関西ブントを中心として、武力革命への傾斜が高まりました。関東のブントもML派として、だんだんと毛沢東主義に接近していき、「鉄砲から政権が生まれる」(毛沢東語録)という武闘路線をとるようになりました。いっぽう、社会党左派はローザ・ルクセンブルグ(旧ドイツ共産党のリーダーのひとり)に依拠する社青同解放派となり、新左翼の一翼を担うようになったのでした。ほかには、グラムシ(旧イタリア共産党の理論的指導者)に依る構造改革派(フロント)とか、レオン・トロツキーや帝政ロシアのアナキスト、あるいはブランキなどに依拠するアナキストの第4インターなどが出てきました。とくに、べ平連が始めたベトナム反戦運動に新左翼が加わり、成田空港闘争、佐世保闘争、新宿騒乱事件、そして日大闘争や東大闘争を経て、過激化して行ったのです。

 そして、武装闘争による権力奪取は関西ブントから生まれた赤軍派でした。ブントの「前段階武装蜂起→世界同時革命」から、赤軍派は「世界革命戦争」を提唱し、一気に武装路線に走りました。ML派もそれまでの竹ざお、鉄パイプ、火焔瓶から、1970年6.21闘争では豊浦政治局員が爆弾を所持して逮捕されるなどエスカレートしましたが、この6.21事件でML派は玉砕してしまうのです。赤軍派は着々と武装化への道を歩み、大菩薩峠での武装訓練事件、レーニンにならった「M作戦」(銀行襲撃事件)などを起こし、ついに「世界革命根拠地」作りのために、田宮高麿らは日航機ハイジャック事件で北朝鮮に渡り、重信房子らはパレスチナに渡って、PFLPと共同作戦をとって、「ロッド空港虐殺事件」などを起こし、さらにダッカ事件なども起こすのです。いっぽう、赤軍派の森恒夫らは京浜安保共闘の永田洋子らと、連合赤軍を結成し、銃強奪事件から、リンチ殺人事件、そして「あさま山荘事件」で終末を迎えるのです。

 オウム真理教が以上の新左翼運動とちがうのは、最初から大衆運動をリードするというつもりはまったくなく、自分たちだけの集団(信者)の結束をより高めるために、リンチ殺人をしたり、外部の敵に対する攻撃に終始したということでしょう。しかし、ロシアなどで信者を増やすなど、国際的な活動をして、ロシアからはヘリコプターや軍用突撃銃などを持ち込んでいました。そして、なによりも危険なのはNBC(核生物化学兵器)を研究し、化学兵器ではサリンやVXなどの軍用毒ガスを開発し、それを松本と東京の地下鉄で使用したことです。また、ジャーナリストの江川紹子さんや反対運動のリーダーなどにも毒ガスを使用しています。そして、持ち込んだ突撃銃(AK74)を大量生産するための工場も造っていました。新左翼はそこまで軍事的に純化されなかった点が大きく違うと思います。

 しかし、「宗教的狂信」と「政治的熱狂」とは紙一重であり、オウム真理教の教義が間違っていたのと同じぐらいに、マルクスレーニン主義(および毛沢東主義、北朝鮮の主体思想)は間違っていたのです。1970年以来の新左翼の敗北は「軍事的敗北」ではなく、「思想的敗北」であった、と私は自分自身を総括しています。日本では「思想に殉じる」というような美学がありますが、間違いはきっちり間違いとして検証して行く過程で、思想的に「転向」するのは私は間違いだと思ってはいません。重信房子が逮捕され、豊浦清ML派政治局員が死亡し、永田洋子が獄中死し、そして丸岡修も最近獄中死しました。完全にひとつの時代が終わったいま、とくに新左翼として活動した団塊の世代の諸兄は、単に「ネット左翼」あるいは「ネット右翼」をやっているのではなく、きちんと自分の思想的な総括をすべき時期に来ていると思います。

 
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[C76] マルクスの資本論は立派な思想

戦前また戦後間もない時期、左翼思想はある種、人類の理想と言うか人に夢をあたえるようなものであった。 マルクスの資本論は立派な思想であり資本主義の欠点をよくとらえていてそれは現在でも通用する点が多々あると思う。

その後の左翼過激派やわけのわからない宗教団体はおどろおどろしいだけで、夢や理想とは関係ないものとなった。

現在の世界でもまれな日本の民主主義は多くの日本のインテリが左翼思想に抱いた夢が反映されていると思う。そういう意味で日本におけるマルクスの思想は日本の民主主義の形成によい影響をあたえたと思う。

[C77] マルクスの経済論と政治論

>yumemakuraさん

マルクスの「資本論」は経済論であって、これは現在の資本主義にもある程度影響を与えていると思います。しかし、下部構造(経済)が上部構造(政治)を規定する、というのはかならずしもそうではありません。さらに、先進的な資本主義がかならず社会主義、そして共産主義に移行する、という予言も間違っています。

そして、マルクスの経済論と政治論は別物と言っていいでしょうね。マルクスは客観的な経済分析と主観的願望の共産主義待望論をごちゃまぜにしています。

長くなりますので、いずれまた、あらためてブログで書く予定です。
  • 2011-06-01 13:15
  • 那和秀峻
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[C78] 新聞記者出身の那和さん

那和さんは、やはりジャーナリスト出身だなあと感じます。特にdiaryのほうでは毎日テーマを変えて書かれてるのはすごいし、まさに新聞記者的です。この世界では、ひと月に何本書いたなどと言うことが評価の基準にもなりますから。私がいたところでも、一日に二本、三本書くという猛者もおりました。

そしてここブログでも政治がらみのことをお書きになる。 私の関心も写真と政治経済、はんはんかな。

ともかく那和さんのサイトは必ず毎日見てます。そしてあかさないで読ますから、さすがです。これからもお願いします。

ところで今、英字新聞をだしてるのはJapan Timesと Daily Yomiuriだけになったようですが、しばらくまえJapan Timesの発行部数は4万とかいってましたが、もっとひくいでしょうし、Daily Yomiuriは安さで部数を維持してますね。那和さんは早くみきりをつけましたね。

[C79] 毎日新聞のこと

>yumemakuraさん

ご愛読ありがとうございます。

毎日新聞を辞めたのは、英文毎日に見切りを
つけたわけではなく、このブログでちょっと触れたように左翼運動に関わったからです。話をすれば長くなりますが、毎日新聞の労働組合が当時は
どうしようもない御用組合で、それへの反発から
だんだん左傾化して行き、いまではお笑いですが
「職業的革命家」になろうと思い、毎日新聞を退職しました。そして、70年6月21日に逮捕されて、半年の未決勾留、そして数年におよぶ裁判がありました。それから、ずっと考えて、「思想的に敗北した」という結論に達し、現在は親米反中ですから、
「右翼」なんでしょうか?
  • 2011-06-07 08:46
  • 那和秀峻
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[C80] 英語ジャーナリズム

那和さんは、現在も英語のジャーナリズムとの接点はありますか? 私は会社を定年後、スカパーで、BBC, CNN, CNBCで政治番組を見てます。CNNはアメリカ的で騒々しく若向きなのでやめました。

BBCのHard Talk やCNBCのMeet The Pressは面白く見てます。あと米軍ラジオ放送 AFNでアメリカの共和党擁護のTalk Show Rush Limbaugh を楽しんでます。以前、スカパーでアメリカの右翼テレビ FOX News が見れたのですが、今は見れませんので残念です。当時会社でアメリカ人と一緒に放送を存続するよう運動した覚えがあります。AFNでは平等性を保つためかRush Limbaugh に対抗して民主党擁護のEd Schultzもやってますね。それぞれあからさまで面白いです。

日本にもこういった政治をテーマにしたユーモアあふれるTalk Showがあればよいなあと思います。

いずれにしましても、日本のマスコミより骨太な感じがします。

[C81] Re:英語ジャーナリズム

>yumemakuraさん

返事が遅れてすみません。ここしばらくチェックをしていなかったものですから。

英語に関しては、もうぜんぜん駄目ですね。海外取材があったときには曲がりなりに使えたのですが、いまでは歌を歌ってもブロークンになります(笑い)。

英語のウェブやCNNは見ますが、それほど深く見ているわけではなく、表面的です。ただ、国際政治にはずっと関心があるので、アメリカのようにいろいろな意見がテレビで活発に討論されるようになるといいと思います。
  • 2011-06-27 13:16
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那和秀峻の気まぐれブログへようこそ。エッセイと呼べるほどのものはない駄文、つまり似非を綴っていきます。気が向いたらごらん下さい。

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