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アメリカのシリア空軍基地空襲はどういう意図で行われたか

いま日本にとっていちばん重要なニュースは森友学園問題でも、豊洲移転問題でもありません。アメリカのトランプ政権がシリアの空軍基地を巡航ミサイルによって空襲をしたことです。これが日本の最重要問題であるというのは、北朝鮮、ロシア、そして中国が関係してくるからです。この巡航ミサイル攻撃は中国国家主席の習近平が訪米し、トランプ大統領と夕食会をしている最中に行われました。これはトランプ流のタフ・ネゴシエーションの一例であり、習近平主席もデザートを味わっている余裕がなかったかも知れません。習主席は外交的には毛沢東思想の影響を強く受けていて、「アメリカは張子の虎」だと思っていたからです。トランプは「シリアの可愛い子供たちが化学兵器で残虐に殺されるのを許せない」と言っていましたが、これは欧米の一般大衆向けであり、アメリカ国内での支持率アップを狙ったものでしょう。

しかし、トランプ政権の本音は北朝鮮、中国、ロシアに圧力をかけ、アメリカが彼ら共産主義国や旧共産主義国のこれ以上の跳梁跋扈を許さない、というサインだったのです。というのは、シリア内戦はいわゆる「アラブの春」の一環として、アサド独裁政権に反対する反政府勢力やクルド人勢力が立ち上がり、それをアサド政府軍が弾圧するということで始まりました。その内戦に乗じて、旧イラクのフセイン大統領警護隊などバース党幹部を中核とするISIS(いわゆるイスラム国)も加わり、三つ巴の戦いになっていました。その中で、ロシアはアサド政権軍に軍事援助し、アメリカや西欧諸国は反政府勢力やクルド人に軍事支援をしてきました。しかし、じつは北朝鮮は現在の金正恩だけでなく、金正日の時代からシリアに武器(とくにミサイルと化学兵器)を売り、軍事顧問を派遣してきたのです。そして、北朝鮮の「瀬戸際外交」を背後で援助していたのが習近平の中華人民共和国なのです。中国は経済は資本主義を導入し、アメリカ市場を始め全世界に輸出して経済を発展させてきました。同時に軍事的にも人民解放軍を大きく近代化し、ロシアとの協力もあって、中型空母遼寧を保有し、さらに3隻の同型空母を建造しています。空母搭載機もロシアのSu-33改良型を運用するようになりました。

その中国がなぜ北朝鮮の瀬戸際外交を黙認しているのかと言えば、アメリカがいわゆる「モンロー主義」に回帰し、アメリカ国内優先政策をとって、太平洋の最前線基地をグアムあるいはハワイまで後退するように仕向けることが狙いだったのです。実際にトランプ大統領は選挙戦のときには「アメリカ第一主義」を掲げて、国内経済中心、イスラム系移民やヒスパニック系移民を排除するという政策を掲げてきました。その政策を立案したのはスティーブ・バノン上級補佐官だと言われています。しかし、バノン補佐官は米中会談を前に、アメリカの国家戦略、とくに軍事戦略を決めるNSCから外されました。トランプ大統領が米中会談を前に、経済第一主義から、自由主義陣営を防衛する政策に切り替えたからです。アメリカは今後、「中国抜き」でも北朝鮮に軍事プレッシャーをかけ続け、場合によっては軍事オプションを選択することでしょう。その軍事オプションも段階的にエスカレートするかも知れません。日本も本気で国防を考えなければ国が滅びてしまうかも知れない段階に入ったのです。
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那和秀峻の気まぐれブログへようこそ。エッセイと呼べるほどのものはない駄文、つまり似非を綴っていきます。気が向いたらごらん下さい。

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