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フランスのNATO軍事部門への復帰とロシアの焦り

ロシアのメドベージェフ大統領はNATOの拡大に対する対抗措置として、ロシア軍の再編成と強化を言明しました。冷戦時代にはソ連が中心となり、「ワルシャワ条約機構」を作って、NATOに対抗し、一時はワルシャワ条約機構軍の機甲師団(戦車部隊)がNATOを上回っていました。このため、アメリカは西ドイツに空軍基地を置き、アメリカやイギリスは機甲師団を常駐させていました。

しかし、ワルシャワ条約機構は1991年に解散し、ソ連も崩壊します。その後、ワルシャワ条約機構に所属していた国々は東ドイツの1990年を皮切りに、つぎつぎとNATOに加盟してきました(アルバニアは中ソ紛争で中国側につき1968年に脱退)。こうして、NATOに対抗する東側の軍事機構はなくなったわけです。

そして、アメリカはNATOに加わったチェコとポーランドに「イランのミサイル」から防衛するためにと、BMD(弾道ミサイル防衛)システム、具体的にはGBI(地上発射型迎撃システム)を設置する計画を立てました。これに対して、ロシアはプーチン大統領のときから猛反対をして、ICBM(大陸間弾道弾)のトーポリM、RS-24や、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)のブラバMの実験を繰り返して来ました。

アメリカはオバマ大統領になってから、旧東欧諸国に対するBMDシステムの配備を見直していると言われていますが、配備しないとは言明していません。おそらく、メドベージェフ大統領の今回の言明は、ロシアの弾道ミサイルも無効化しかねない旧東欧へのBMDシステムに対する新しい牽制だと思われます。

いっぽうで、フランスのサルコジ大統領はNATOに復帰する意向を示し、外相もそれに沿った発言をしています。フランスは米英などとの国際関係の認識をめぐって1966年にNATOの軍事部門から脱退しています(事務部門には残っていました)。とは言っても、1991年の湾岸戦争には多国籍軍の一部として参加し、米英と共同歩調をとってきました。しかし、アフガニスタン戦争、イラク戦争に対しては批判的であり、出兵はしませんでした。

フランスがNATOに再加入することになると、たとえばアフガニスタンにはISAF(国際治安援助部隊)に出兵をするのかどうか、という問題が出てきます。ISAFはNATO中心(と言っても、ほとんどアメリカとイギリスですが)だからです。いずれにしても、フランスのNATO軍事部門への復帰はロシアにとって、さらに厳しい状況となるでしょう。

ロシアはグルジアやウクライナなど旧ソ連の有力国ががNATO加盟を目指しているために、かなり追い詰められていて、たぶん中国との関係を強化し、アジアに活路を求めるのではないかと思われます。このために、アメリカがアフガニスタンやイラクなどで無駄な戦争をしていないで、アジアでの各国との軍事協力が必要だと言うのが私の主張です。
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那和秀峻の気まぐれブログへようこそ。エッセイと呼べるほどのものはない駄文、つまり似非を綴っていきます。気が向いたらごらん下さい。

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